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2006-04-03 10:06 | カテゴリ:映画
ジャンル:映画 テーマ:ブロークバック・マウンテン
原題「BROKEBACK MOUNTAIN
ブロークバック・マウンテン

【監督】アン・リー
【出演】ヒース・レジャー ジェイク・ギレンホール
    ミシェル・ウィリアムズ アン・ハサウェイ ランディ・クエイド 他
【2005/アメリカ】
【ストーリー】
1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。
季節労働者として羊の放牧管理の仕事を任された、イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)は運命の出会いを果たす。牧場主のジョー・アギーレ(ランディ・クエイド)から、山でキャンプをしながら羊の放牧の管理をする仕事を命じられる。二人は大自然の中でひと夏を共に過ごす。
まったくの初対面だったが、厳しいキャンプ生活の中、お互いを助け合ううちに芽生えた不器用な二人の友情が、やがて男同士への許されない関係へと変化していく。そうなるまで時間はかからなかった。
やがて任務を終えた二人は、ブロークバック・マウンテンを後にする。そんな彼らには厳しかった時代に、離れ離れに・・・。
二人は互いに伴侶を得、子どもを授かりながらも20年もの間、密かに愛を育んでいく。
しかし厳しい社会の現実は、彼らの関係に影を落とし始める…。

【オフィシャルサイト】 http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/top.html

以下ネタバレしまくり。


はい、待ってました!

まず目を見張るものが、眼下に広がるブロークバック・マウンテンの美しい大自然!!真っ青な空、流れる雲、雄大な山々、豪雪、雷雨、そこで放牧されている大群の羊たち。。
誰もがうわーっ!!と思うはず。

最初の出会いのシーンで感じたのですが、ジャックは同性愛者の傾向はあったんですよね。サイドミラーでイニスを見るシーン。
それとキャンプ中にイニスが体をお湯で流すシーン。一見何の意味もないシーンだと思うかもしれないが、普通のようでいてやけにそう思わせるジャックの表情が印象的だった。
寡黙なイニスとロデオ生活で各地を放浪してきたジャック。対照的な二人だが、自然と心を通わすことになる。いつもうつむき加減なイニスだったが、ジャックとの会話で『1週間たってやっとまともに口をきいたな。』というジャックに対し、『いや、1年ぶり・・』と答える所はもっとも打ち解けたシーンではないかと感じた。
で、二人が結ばれるシーンはけっこう唐突にきました(苦笑
翌日『俺はカマじゃない』 『あれは一度きりのこと(過ち?)だ』とお互い言い合いながらも、またその晩に求め合う・・・
イニスは感情を表に出さないタイプだから実際彼の気持ちが解らなかったが、二人が労働を終えて山を離れる=別れるシーンにぐっときた。
→最初はクールに装っていたイニスだったが、ジャックの車が見えなくなった直後に建物の陰に走り込み、うな垂れるようにひざまずいて号泣する所を見て、彼もこんなに愛しているんだ…と観てる側にも実感させられたのでした。

山を降りた後、二人は結婚し子どもももうけます。
幸せな家庭を築いていると思いきや、そうではなかったんですね。
4年後にイニスのもとへジャックから“逢いに行く”と書かれた葉書が届く。ブロークバックの絵葉書だ。。
彼は妻のアルマに〝釣り〟と称し逢瀬に出かけていた。
4年もの間、二人は互いのことを忘れることができなかったのだろう。
再会した直後、イニスは一瞬我を忘れてしまい、ジャックを自宅の陰に連れ込み激しく唇を奪うのです。その一部始終をアルマに見られてしまうわけです(!)不倫相手が女性でなく男性ということ。それから苦悩し続けるアルマをミシェル・ウィリアムズがうまく演じています。
んー相手が男性では愛は報われませんよね。

ジャックの部屋を訪れるシーン。
象徴的にクローゼットの奥に隠されたようにかけられている。
あの夏、激しい殴り合いの喧嘩をして血が染まったシャツ。そのシャツをイニスはブロークバックに忘れてきた…と思っていたのだが、ジャックが大事に持っていたんですね。イニスの血染めになったシャツを抱擁するかのようにその上からジャックのシャツがかかっている。くぅぅ泣ける。
closet(クローゼット)に close(クローズ)すると言う意味でかけているんですよね、きっと。

同性愛映画というコピーが前面に出されていますが、愛した人がたまたま男性だったということ。ラブシーンも下品じゃなくむしろ美しかった。もちろん根底に差別問題もあります。
男×男だけれども、そんな男臭さみたいなものは感じられず繊細な気持ちを映し出していたと思う。ごく身近にある恋愛(純愛)物語は余計な音楽もなく台詞も控えめで静かに進んでいきます。それが監督のアン・リーの腕の良さ…だったのではないだろうか。
この作品を観て私はそう感じました。

この作品はアカデミー賞監督賞・脚色賞・作曲賞の三賞を受賞されました。
秘密

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